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ラウンジの同伴客が本指名になった日のバック入力と併給ルール

YOMISE|夜店 編集部

ラウンジで同伴したお客様が入店後も同じキャストを本指名した場合、同伴バック、指名料に連動するバック、売上バックの3つが関係します。ここで一組を二重登録したり、売上の対象範囲を曖昧にしたりすると、締め後の修正やキャストへの説明が増えてしまいます。

大切なのは、3つの報酬をまとめて判断せず、それぞれの成立条件を分けて記録することです。以下では、店舗の賃金規程やバック表を正本としたうえで、入力をそろえる実務手順を説明します。

併給の可否は3つの条件を別々に判定する

同じ来店から発生していても、同伴、本指名、売上バックは別の事実です。まず店舗のルール表に、各報酬の成立条件を一行ずつ書き出します。

  • 同伴バック:来店前にキャストと合流し、定めた時刻までに一緒に入店したか
  • 本指名に関するバック:会計に本指名料を計上し、担当キャストが確定しているか
  • 売上バック:担当売上の対象に含まれ、対象額と率または段階条件が確定しているか

たとえば、同伴バックに本指名分を含める店舗では、両方を付けると二重支給になります。一方、別報酬として併給する規程なら、同伴と本指名の両方を記録します。一般論ではなく、雇用契約、給与規程、キャストへ提示しているバック表の記載を優先してください。

入力前に店舗ルールを5項目まで具体化する

「同伴なら全部付ける」だけでは、会計担当ごとに判断が分かれます。少なくとも次の5項目を決め、POSの設定と紙や表計算の規程を一致させます。

  1. 同伴の締切時刻と、遅刻・現地集合を成立扱いにするか
  2. 本指名料をお客様へ請求した場合だけバック対象にするか
  3. 売上バックの対象額を税・サービス料込み、または除外後のどちらにするか
  4. ボトル、フード、延長、値引き、未収を対象に含めるか
  5. 複数キャストが担当した場合の配分と、取消時の戻し方

特に「売上」の定義は要注意です。総会計、税・サービス料を除いた小計、入金済み額など、基準によって結果が変わります。対象項目を文章で残し、口頭の慣習だけで運用しないことが重要です。

一組を一つの来店記録として入力する手順

POSの画面名は製品や店舗設定で異なりますが、入力の順番は共通化できます。来店記録を分けず、同じ伝票の中に事実を積み上げるのが基本です。

  1. お客様の来店区分を「同伴」とし、同伴したキャスト、入店日時、必要なら確認者を登録する
  2. 同じ卓・同じ伝票に担当キャストを設定し、指名種別を「本指名」として指名料を計上する
  3. ドリンクやボトルなどの注文を、その伝票へ通常どおり追加する
  4. 会計確定前に、売上バックの対象小計と除外項目を確認する
  5. 同伴、本指名、売上の各実績が同じ担当者に紐づいているか確認して締める

同伴用と本指名用にお客様を二件作ると、来店数や売上が重複する原因になります。訂正が必要なときも新しい伝票を足すのではなく、元の記録に訂正理由を残して直す運用が追跡しやすくなります。

具体例で併給と非併給を見分ける

3種類すべてを付ける例

キャストAがお客様と店外で合流し、規定時刻内に入店。本指名料を会計に計上し、店舗規程で本指名客の対象商品売上にもバックを付ける場合です。同伴実績、本指名実績、対象売上を一つの伝票に記録し、それぞれの条件を満たした結果として3種類を計算します。

一部だけを付ける例

同伴で入店しても、指名料を請求していない場合は、本指名に関するバックの条件を満たさない可能性があります。また、値引き商品や未収分を売上バックから除く規程なら、会計総額をそのまま対象額にしません。成立しなかった項目は削除だけで済ませず、「指名料なし」「未収のため対象外」など理由を残すと後日の確認が早くなります。

締め前は金額より先に紐づきを確認する

閉店後の確認では、計算結果だけを見るより、元データの関係を先に確認します。日付、伝票番号、お客様、卓、担当キャスト、同伴区分、本指名料、売上対象額の順に追うと、付け漏れと二重計上を見つけやすくなります。

  • 同伴件数と、同伴として入店した伝票数が一致しているか
  • 本指名料がある伝票に、担当キャストの空欄がないか
  • 売上バック対象額に、規程上の除外商品や取消分が混ざっていないか
  • 担当変更や複数担当の配分に、承認記録があるか

YOMISE|夜店では、卓会計と給与バックの計算を同じ運用の中で管理できます。ただし、自動計算を正しく働かせる前提は、店舗ルールと日々の入力がそろっていることです。導入時には過去の給与明細を一期間分使い、従来計算と突き合わせてから運用を始めると安心です。

自店の併給ルールを整理してから試す

同伴から本指名につながる場面は、売上にもキャストの評価にも関わるため、曖昧な処理を残さないことが大切です。現在のバック表と実際の伝票を見ながら、成立条件、対象売上、例外処理の順に整理してみてください。

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